🐛ある日YouTubeで偶然見つけた ― ひよりちゃんが教えてくれた、日本の未来



ある日、YouTubeで偶然見つけた動画があった。タイトルは「ひよりの虫日記」。高校生くらいの女の子が、野原で虫を見つけては、うれしそうに紹介している。派手な演出も音楽もない。けれど、不思議と目が離せなくなった。

その女の子こそ、奈良県出身の女優・片田陽依(かただ・ひより)さん。彼女は虫が大好きで、芸能活動を始めた理由も「虫の魅力を世の中に伝えたい」という思いからだという。その素直な語り口に、心の奥がじんわり温かくなった。


🐠さかなクンに通じる好きの純度

彼女を見ていて思い出したのが、さかなクンだった。魚が好きで、描いて、調べて、話し続けた人。お金のためではなく、「純粋に魚を知りたい」という情熱で人生を形づくってきた。

ふたりに共通するのは、「好きの純度」の高さ。誰かに褒められたいからやるのではなく、好きだからやめられない。その姿は、見ている人に“好きでいいんだよ”と勇気をくれる。


🧪ノーベル賞を生むのも、結局は「好き」

日本が人口に対してノーベル賞受賞者が多いのは、制度でも教育でもなく、好きに夢中になれる国民性があるからだと思う。

最先端の研究も、最初は「なんでこうなるんだろう?」という好奇心から始まる。つまり、ノーベル賞の原点も「好き」だ。

虫を追いかけるひよりちゃんの姿は、まさにその“探究の芽”そのもの。もしかしたら、彼女の動画を見て、未来の科学者が生まれるかもしれない。


🌸本当の幸せとは

お金ではなく、夢中になれるものがあること。それこそが、本当の幸せ。

さかなクンも、ひよりちゃんも、成功を結果としてではなく、生き方として体現している。誰かに言われたからではなく、自分の心が導く方向へ。その姿勢が、見る人に希望を与える。


🌏日本の未来は、“好き”がつくる

AIが進化し、効率が求められる時代に、「好きなことをとことん続ける人」は、むしろ希少な存在になりつつある。けれど、そういう人がいる限り、日本は強い。

虫を追いかけるひよりちゃん。魚を語るさかなクン。未知を探る研究者たち。

彼らが教えてくれるのは、未来は好きの力でつくられるということだ。



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