保護貿易な社会に変わっていく
◆日本人は社会性を優先してきた
日本人は昔から個人よりも社会性を大切に生活してきました。
駅で順番に整列し車内では大声で喋りません。
自分のことよりも利他を考え優先します。
欧米の人は自己主張が強いので、日本人は何を考えているのかわからない。
何て言われたりもしますが、
ずっとこれでやってきた僕らには今のままが一番良いような気がします。
でもここ10年くらい少しずつ日本もグローバル化してきて様子が変わって来ています。
◆競争が激化している
アジアの国々が発展してきて日本の工業製品がどんどんシャアを奪われています。
競争が激化して多少汚い手を使ってでも勝ち残らないと国際競争に負けてしまいます。
なので物を作ることより売上げを上げることのほうが優先されます。
これが経済の仕組みなので文句を言ってもしょうがないです。
スマホのキャリアが一番良い例です。
昔は料金体系も簡素で分かりやすく安心できていました。
今は月々〇〇円最初の3月だけみたいな広告は当たり前です。
日本人はあんまりこんなことはしなかったんですが、よそがやって売上げを奪われているのでやらざる負えないのです。
国際競争の激化は日本の社会秩序をどんどん破壊していきます。
この競争の先には、誰もうれしくない未来しかないような気がします。
◆鎖国したい
出来るわけないけど、個人的には鎖国出来たらいいなあと思います。
価格競争に巻き込まれる工業製品から撤退して最先端のIT・バイオ・宇宙産業で食べていけるわけもないし。大体石油がないと原始人みたいな生活になるので困ります。
どうしたらいいんでしょうか?
◆政府が介入する
アメリカ人YouTuberが動画でよく言っているんですが、アメリカってもう終わってるらしいです。治安は最悪で競争から落ちて行った人達は重度のドラッグ中毒。そこへ貧しい移民がどんどん押し寄せていて、アメリカはぶっ壊れているそうです。
GDP世界一位の国ってなんなんですかね。これが過激な競争社会の最終地点なんですか。
この無意味な競争を止めるには、やはり政府は介入するしかないと思います。
国民の生活を守るために海外との貿易は管理するべきです。
自由貿易は過度な競争を起こし世界を荒廃させています。
子供や女性が一人で外を歩けない社会なんて絶対におかしいです。
これからは各国が自国の産業をある程度管理して健全な生活を国民におくらせるようにして欲しいです。
◆トランプ元大統領のアメリカファースト
自国の社会秩序が崩壊していて、何とかしないといけないアメリカ。
トランプ元大統領のアメリカファーストは間違っていないと思います。
輸入品に関税をかけて国内の産業を守る。
GDPが世界一位でも、怖くて外にも出れない国では困ります。
多少価格が高くても品質が劣っても、今は国内製品を優先して雇用と所得を守るべきです。
携帯料金は使い始めた頃と比べれば、十分の1位に下がりましたが激しい競争で世の中はどんどんギスギスしています。競争が自分を強くする面もありますが、ある程度のところで止めないと勝つか負けるか最後は殺し合いです。
◆最後に
世界が過度な競争で壊れた社会を立て直そうとしています。
安い労働力を使いコンテナ船で商品を運ぶビジネスをいつまでも続けていいんだろうか?
模範解答はありませんが、少しづつみんなが気づき始めたことは重要なことだと思います。
そう言えば、アドラーも競争に関しては否定的でしたね。
コメント
コメントを投稿