ダークエンジェルの世界
無人ドローンが飛び回る ロシアとウクライナの戦争でドローンによる攻撃が行われています。 上空から兵士を見つけてピンポイントで爆弾を落としていきます。 このリアル映像がX上に流れていました。 とても悲惨な現実です。 この映像をみて、アメリカのドラマ「ダークエンジェル」の主人公マックスがドローンに追いかけられているシーンを思い出してしまいました。 SF映画の世界が現実のものとなってしまったのです。 これからの戦争は、間違いなくドローンをはじめとするハイテク無人兵器が支流になってくるでしょう。 大陸間弾道ミサイルのような核兵器は抑止にはなりますが、実際に使用すればすべてが終わってしまうのでなかなか使えません。 これからは、空と陸と水中を自在に動き回る無人兵器と闘わなければいけません。 生身の人間が勝てるわけはありません。 敵よりも優れたハイテク無人兵器を作る能力がある方が勝利します。 AIやセンサーの技術力が勝敗を決めます。 だからアメリカは高性能半導体やAIの技術力向上と海外流出阻止に必死なんでしょうね。 もし他国でアメリカよりも優れたハイテク無人兵器が開発されると、戦況は変わってきます。 原子力空母の第七艦隊やミニットマンだけでは安心できない時代に入ったと言うことです。 AIや高性能半導体の熾烈な開発競争の裏にあるのは、軍事力競争なんでしょうね。 ただ開発競争がエスカレートして、最後はロボット同士の争いであれば、人間は戦争に行かなくていいのでは?とも思ってしまします。